国分寺と国分尼寺こくぶんじとこくぶんにじ
天平13年(741年)聖武天皇が鎮護国家を願って、諸国に国分寺建立の詔を出し、建立されたのが国分寺で、奈良の東大寺は全国分寺の総本山として「総国分寺」と呼ばれる。
国分寺は僧寺と尼寺があり、正式名称は僧寺が「金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)」、尼寺は「法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)」である。
僧寺には二十名の僧、尼寺には十人の尼僧が住んでいた。