信濃国分寺しなのこくぶんじ
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信濃国分寺は「国分寺史跡公園」として整備されている。規模は東西約176m、南北約178m。南大門、中門、金堂、講堂が南北に連なり、中門と講堂が回廊によって結ばれ、金堂はその中に収まる。僧房は回廊の外側、東にあり、その南に七重塔が建っていた。
国分寺跡の北の高台に現在の信濃国分寺がある。国分寺が今の位置に移った時期は定かではないが、鎌倉時代と考えられており、兵火によって焼失したためとも伝わる。現在の国分寺には室町時代中期の創建と推定される三重塔があり、国指定重要文化財となっている。