伊豆国分寺こくぶんじ
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伊豆国分寺は現在日蓮宗のお寺である。もともとは江戸時代初期に井出志摩守正次によって建立された蓮行寺というお寺で、改称して現在国分寺となっている。この本堂裏に塔跡があり礎石が残されている。現在はこの部分が国指定史跡になっている。
伊豆国分寺の建立は定かではないが、奈良時代と考えられており、承和3年(836年)に焼失している。伽藍の配置は南北に南門・中門・金堂・講堂と並び、中門から金堂にかけて回廊が巡らされていた。塔は回廊の外、南西に位置する。