伯耆国分尼寺ほうきこくぶんにじ
△トップに戻る
伯耆国分尼寺は確定していないが、国分寺の北東に隣接する「法華寺畑遺跡」が有力である。存続期間は国分寺と同じく8世紀中から10世紀頃とされる。
法華寺畑遺跡は約150m四方の規模で、四方に板塀と溝を巡らせ、それぞれに門を構えていた。正門である南門を大きく造るのが一般的であるが、この遺跡は他の門と同じ大きさとなっている。また礎石建物は発見されず、回廊も存在していないなど、官衙遺跡の特徴が強い。