石見国分尼寺こくぶんにじ
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石見国分尼寺は国分寺の東方300m程の所にあった。 ここには近年まで国分寺という名の曹洞宗のお寺が存在していたが、荒廃してしまって今は跡形も残っていない。この辺りには「比丘尼所」、「尼所」、「大門」の地名が残されており、国分尼寺があったことは確かなようであるが、本格的な発掘調査は行われておらず、伽藍の配置もわかっていない。ここに存在していた国分寺の礎石は、国分尼寺の礎石を割って活用したものだと伝えられている。
国分寺跡である金蔵寺前の道を東へ進んでいくと、国分尼寺の案内板と石碑が建っている。