讃岐国分寺さぬきこくぶんじ
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讃岐国分寺は現在は真言宗のお寺で、四国八十八箇所霊場八十番札所である。建立時期は不明であるが天平勝宝8年(756年)頃には完成していたと考えられている。
伽藍の規模は東西220m、南北240mで方二町ほどである。伽藍の配置は南北に南大門・中門・金堂・講堂・僧房と並び、中門から金堂にかけて回廊が巡っていた。塔は回廊の内側、東よりに建てられていた。
史跡公園として整備された部分には築地塀や礎石などが復元され、北東の隅には十分の一の縮尺で復元された模型が展示されている。