伊予国分寺いよこくぶんじ
△トップに戻る
伊予の国分寺は現在は真言律宗のお寺で、四国八十八箇所霊場五十九番札所になっている。建立時期は定かではないが天平勝宝8年(756年)頃には完成していたと考えられている。
伊予国分寺は天慶2年(939年)の天慶の乱や源平の争乱などの兵火で焼失しているが、小規模ながら再建され、戦国末期らか江戸時代には本堂や薬師堂が再建、寛政元年(1789年)には金堂が再建されている。
現在の国分寺の東に「国分寺塔跡」があり国指定史跡となっている。ここには七重の塔の礎石が十三個残されている。