周防 深野氏館すおう ふかのしやかた
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築城年代は定かではないが深野重綱によって築かれたと云われる。 深野氏は平子重経の長子重直の子重綱が深野を分知され、深野氏を称したことに始まるという。(詳細は平子氏館参照)
深野氏館は現在の玄答院付近にあったというが遺構はない。玄答院には高さ2.7mを誇る木造阿弥陀如来像(県指定文化財)があり、これはもとは深野八幡宮の神宮寺の本尊という。玄答院は江戸時代にこの辺りを領した益田景祥(益田元祥二男)の菩提寺でもある。