周防 吉敷毛利館すおう 山口県山口市吉敷佐畑4
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寛永2年(1625年)毛利元包によって築かれた。
吉敷毛利家は毛利元就の九男秀包が祖で、秀包の子元鎮が阿川・滝部・殿居で七千石を領していたが、元鎮の子元包のとき吉敷に一万一千石余に加増転封となり、吉敷毛利家となった。
吉敷毛利館は菩提寺である玄済寺の北に隣接する「山口よしき病院」のあたりに築かれていた。特に遺構はないが、病院の南側に「男爵毛利家旧邸」の石碑が建っている。
玄済寺には吉敷毛利の歴代の墓があり、吉敷毛利の前の領主であった福原広俊の墓もある。