慶長5年(1600年)関ヶ原合戦において東軍の大将徳川家康が最初に陣を構えた。
天下分け目の合戦と呼ばれる関ヶ原で合戦が行われたのは、慶長の関ヶ原合戦が著名であるが、もう一つ、天武天皇元年(672年)の壬申の乱がある。この戦いで大海人皇子(後の天武天皇)がこの桃配山で全兵士に桃を配り快勝したことから、徳川家康もそれにあやかりここ桃配山に最初の陣を構えたという。
徳川家康は桃配山周辺に三万余の大軍を配置し、合戦が始まると山頂にある二つの岩をテーブルと椅子にして作戦を練ったという。
徳川家康最初の陣は国道21号線沿いに築かれていた。国道沿いに大きな看板が掲げられ駐車場も完備している。