築城年代は定かではないが海老名氏によって築かれたと云われる。 海老名氏は相模国海老名郷を名字の地とする一族である。
その後、赤松氏さらに赤松家臣の宇野氏が在城したが、後に海老名氏に返されたという。建武3年新田義貞が赤松円心の白旗城を攻めたとき、海老名景知は一族郎党を引き連れて白旗城に籠城した。
大島山城は相生湾の最奥にある標高30mほどの丘陵に築かれていた。現在は陸続きであるがもともとは島だったようである。
現在山頂部は公園となり善光寺や住吉神社の境内となっていて、特に遺構はないようである。
山頂まで車であがることができる。
最寄り駅(直線距離)