築城年代は定かではない。観応年間(1350年~1352年)西脇内匠頭によって築かれたとも云われる。
明徳3年(1392年)梶山城主の赤松教弘が伝台山城へ移ってきたとの伝承があり、嘉吉の乱によって落城したという。
その後、応仁年間(1467年~1469年)に赤松政資が伝台山城を再建したという。
伝台山城は加茂神社の背後、標高120mの山頂に築かれており、現在は登山道が整備されている。
山頂部の主郭I、東下にある東西に長い曲輪IIで構成した小規模な城で、堀は見当たらず、曲輪の切岸も全体的に甘い。
主郭には石碑が建てられている。
北尾根麓の加茂神社から登山道が整備されている。加茂神社付近に駐車可能。
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