詳細不明。宇都宮氏の出城と考えられている。
黒岩城は京都カントリー倶楽部の西に聳える標高187.8mの城山山頂に築かれている。
主郭は山頂にあり、主郭を取り囲むように細い帯曲輪が巡っている。『福岡県の城』に掲載されている図面では北へ伸びる尾根の先端を二の丸として曲輪と見なしているが、現状ではほぼ自然地形の緩斜面で、切岸加工されていない。そこから北東へ伸びる尾根にハの字に溝が刻まれており、堀切のようにも見えるが、これも明瞭ではない。
主郭から南へ伸びる尾根はそのまま自然地形で堀切はなく、主郭から北へ少し降りた所に西側にかけて小さな溝がある。
東側にある京都カントリー倶楽部に向かう道から山に取り付けば簡単に尾根上まで登ることができる。
最寄り駅(直線距離)