掲載写真数
形態
山城(81m/-)
別 名
なし
文化財指定
なし/不明
遺 構
石積,土塁,曲輪,堀切,畝状竪堀群
城 主
黒岩越前,吉田重俊,吉田右近
歴 史
築城年代は定かではない。
安芸氏の重臣黒岩越前の持城とも云われるが、永禄の頃には長宗我部氏の属城になっており、吉田重俊が城主であった。
一般的に「尼ヶ森城」・「二本松城(二丈松城)」・「
釣鐘城(釣鐘森城)」をあわせて上夜須城といわれる。
説 明
東から西に張り出した小山にあり、山頂から西側に大きく4段の曲輪がある。
主郭と思われる頂部の曲輪には土塁があり、一部内側に石積が残っているが外側には見られない。その背後は掘り切られている。
その下二段の曲輪は北側に土塁を設け、一番下の曲輪は果樹園となっており、西側には土塁のような土盛が残っている。
城山が確定できていなかった為、ひとつ北側の山を登ってしまい、一時間余り彷徨ってしまった...
県道に出てみると石碑があり
下夜須城から県道を通らずに来てしまったことが敗因だった。
案 内
県道51号線の東側に石碑があり、その道を山に向かって行った突き当たりの左側の山が城址である。
山の南側に倉のある民家があり、その脇の小路をいくと左へ山道がある。最寄り駅(直線距離)
3.3km 夜須駅
4.2km 西分駅
4.4km 香我美駅
4.9km 和食駅
5.7km あかおか駅
所在地/地図
最終訪問日
2006年10月