讃岐 乾城さぬき いぬいじょう
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築城年代は定かではないが貞治年間に森次郎左衛門頼茂によって築かれたと云われる。 森氏は清和源氏陸奥六郎義隆の末裔で相模国森荘を名字の地とする。
頼茂は細川頼之に従って讃岐へ渡り、井原荘乾三百貫の地を賜り城を構えたという。
乾城は龍満池と国道193号線バイパスとの間辺りに築かれていた。 南を除く三方を堀が巡る区画が地籍図で確認でき、北から東側の堀跡と見られる地が水田となって近年まで残っていたようであるが、現在はそこにも建物が建設中であり、遺構は残されていない。