讃岐 大野北城さぬき おおのきたじょう
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築城年代は定かではないが貞治年間(1362年〜1368年)に佃教氏によって築かれたと云われる。佃氏は摂津国西成郡佃郷発祥とされ、佃経氏の二男教氏が細川頼之に従って讃岐へ渡り、大野郷中坪に城を構えて住んだという。
その子孫が天文年間(1532年〜1555年)の城主で川南肥前守義成という。
大野北城は城主であった川南肥前守義成の墓と伝えられる城荒神一帯に築かれていた。この城荒神は土塁の上にあり、曲輪の西側の土塁であったという。