天明2年(1782年)巨勢利永によって築かれた。巨勢氏は五千石の旗本で、大和の古代豪族の末裔を称し、紀州徳川家の家臣であったが、徳川吉宗に随身して旗本となった。はじめ巨勢利啓が三千五百石を領したが、巨勢大和守利永の代に五千石に加増された。以後代々続いて明治に至る。

巨勢陣屋は宝樹院の東側一帯に築かれていたという。現在は宅地や畑となっており遺構はないが、近くの立信寺に書院が移築されている。

最寄り駅(直線距離)
0.5km 名電長沢駅
3.0km 名電赤坂駅
3.0km 本宿駅
4.6km 御油駅
4.7km 名電山中駅

付近の城(直線距離)
0.6km 三河 登屋ヶ根城
0.8km 三河 長沢城
0.8km 三河 観音堂城
0.9km 三河 矢田姫屋敷
0.9km 三河 長沢御殿
1.0km 三河 岩略寺城
2.9km 三河 赤坂陣屋
4.2km 三河 御油城
4.5km 三河 丹野城
4.5km 三河 城の腰城
5.2km 三河 萩城
5.3km 三河 五井城
5.5km 三河 茂松城
5.5km 三河 大沢城
5.5km 三河 山中城
5.5km 三河 国府陣屋A
6.0km 三河 国府陣屋B
6.3km 三河 竹本城
6.4km 三河 上ノ郷城
6.6km 三河 八幡村城
6.8km 三河 赤根陣屋
6.9km 三河 八月城
6.9km 三河 野口城
7.0km 三河 蒲形城

2016年7月