築城年代は定かではない。筑紫氏の出城で、筑紫氏の家臣村上近江守とその子村上弾正が城主を務めたという。
柴田城は宮地岳の南西麓にある比高15m程の独立丘陵に築かれている。
最高所の主郭は墓地になっており、中央に一段小高い土壇があり石仏が祀られている。東から主郭に一直線に道が付いているが、もともとはつづら折れであったようである。この登り道に対して土塁が付いている。
主郭から南西に伸びた尾根先に向かって雛壇状に細い曲輪が続いており、先端はほぼ麓に達する。西山腹には一部土塁があり、横堀状になっている。
県道112号線宝満橋東詰を北へ進んだ辺りから道標が付いている。
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