筑前 筑紫氏館ちくぜん ちくししやかた
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筑紫氏初期の居館という。筑紫氏の出自は詳らかではないが、大宰少弐氏の庶流とも云われ、筑紫村の地頭職となって筑紫氏を称し、筑紫神社の宮司を兼ねていた。
筑紫氏館は現在の筑紫小学校のある微高地に築かれていた。「筑紫野市歴史博物館」で 頂いた「歴史の道」という地域の史跡マップのようなものに出ていたので訪れてみたが、案内板も標柱も見あたらない。
南西には筑紫神社があり、由緒書きには鎌倉時代から地頭であった筑紫氏が社司を兼ねていたことが記されている。