詳細不明。『筑前国続風土記』に「山口村にあり。又うさか原の城とも云。村より北なる高き山上にあり。城主詳ならず」と記されている。
博多見城は天拝湖の西に聳える標高269.9mの山頂に築かれている。
主郭は南北二段で南が高く、赤い鳥居が建ち神社が祀られている。南中央にある凹みは参道のようで虎口は明確ではない。主郭の南側には帯曲輪が巡っている。
主郭から北西に伸びる尾根は三重堀切で遮断し、南へ伸びる尾根、東へ伸びる尾根をそれぞれ堀切で遮断している。東尾根は堀切の外に一段の曲輪が付き、さらに浅い堀切で遮断している。
天拝湖の北側に筑紫野市総合公園があり、そこへ続く車道が湖の西岸に付いている。車道入口に門があり、そこから北に少し入った所に登山道入口がある。入口には何も案内がなされていないが、内側に階段が付いてる。(地図)
車は筑紫野市総合公園の駐車場が利用可能である。
最寄り駅(直線距離)