築城年代は定かではないが鎌倉時代に三浦為清によって築かれたと云われる。
その後、貞治元年・正平17年(1362年)奥州の小野寺八郎蔵人が南朝方として久子・勝命・中野・西野川・大俣の五ヶ荘を賜り久千田城に住んだという。
天正10年(1582年)小野寺安芸守の子、小野寺備中守継義が当主の時、長宗我部氏によって攻められ落城、小野寺備中守は美馬郡一宇へ逃れたという。
久勝小学校の南側の道路を西へ進み、最初の交差点を南へ曲がって西光寺を目指す。お寺を過ぎた辺りから西側を意識して見ていれば、水田の中に塚状の土盛が見えるのでわかる。
県道12号線沿いにある
最寄り駅(直線距離)