甲斐 長禅寺前陣屋かい ちょうぜんじまえじんや
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享保10年(1725年)江戸幕府によって築かれた。
享保9年(1724年)甲府藩主柳沢吉里が大和郡山へ転封となると甲斐一国は幕府直轄領となった。幕府は甲斐一国を支配するため、甲府勤番所と三分代官支配を行い、石和、上飯田、甲府(長禅寺前)に代官所が設置された。長禅寺前陣屋は甲府代官所で、享保9年奥野忠兵衛が帰命院を仮の代官所として発足、翌年長禅寺前陣屋が築かれ、以降明治まで続いたという。
長禅寺前陣屋は現在の富士川悠遊館(旧富士川小学校)の地に築かれていたが遺構はない。