詳細不明。塩ヶ森城主でもある戎能備前守の支城で渡部伝左衛門尉忠綱、宇和川仁左衛門堯定が城主であったという。
鳥屋ヶ森城は塩ヶ森城のある山頂から北へ派生した尾根の通称「馬の背」と呼ばれる細尾根の近く、標高395mの所に築かれている。
塩ヶ森ふるさと公園の一角にあり、馬の背の駐車場から遊歩道を少し上ると遊具が置かれた広場があり、そこが主郭で案内板もある。
遊歩道の設置や公園化によって遺構はわかりづらくなっているが、南尾根に一条の堀切、北側には一段腰曲輪があり、その下方に二条堀切のような地形が残っている。北東側に伸びた尾根先にははっきりと堀切があり、その先は不整形な小段になっている。
国道11号線則之内交差点から県道210号線に入り南下すると、すぐに塩ヶ森ふるさと公園への道標が出ている。道なりに登っていくと途中に馬の背の駐車場があり、そこから遊歩道を登った所に主郭がある。
最寄り駅(直線距離)