築城年代は定かではないが、戒能氏によって築かれたと云われる。
大熊城を参照。
小手ヶ滝城は標高529mの山に築かれており、現在は登山道が整備されている。
主郭は山頂にあり、南端がやや小高くなっている。近年かなり整備されたようで展望は開け、ベンチなども置かれている。この主郭部分は特に礎石らしき平たい石が一定間隔で確認できる。
主郭の北東下に長い二郭があり、東端は土塁状になる。この二郭の西側面に比較的整った石を利用した石積が残っている。
主郭から西へ伸びた尾根には曲輪IVがあり、その先にも緩斜面の曲輪状地形が二箇所確認できる。
主郭の南背後は堀切1があり、その先にも小さな堀切状地形、浅い二条堀切のような地形が確認できる。
北麓の県道沿いに案内板が設置されており、そこから整備された登山道が続いてる。道路脇の余白に駐車可能である。
最寄り駅(直線距離)