詳細不明。
小野小町生誕の地と伝えられ、出羽郡司小野良実の館があった所と伝えられている。 小野小町産湯の井戸と伝えられる「桐木田の井戸」があり、近くには小町の母の墓碑と伝えられる「姥子石」もある。
桐木田館は小町堂から東へ300m程の所にあり、水田の中に高い木があり目印となっている。
「秋田の中世城館」によれば、井戸付近は発掘調査が行われており、それによって一辺50m〜60m程の略方形に近い形をした堀、土橋、溝状遺構を検出している。また、内部には掘立柱建物5〜10棟、竪穴遺構15基が発見されている。調査による限り中世末から近世の遺跡で、小野氏の居た平安時代まで遡らないという。
旧国道13号線沿いにある小町堂を目指す。ここから南東の国道13号バイパスの信号を渡り、最初の交差点を左へ曲がって北東へ進むと、水田の中に高い木があり、ここが「桐木田の井戸」と「姥子石」。
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