詳細不明。
しなの館は野中集落の南背後に聳える標高407mの山に築かれている。
主郭は山頂Iで最高所には小さな社があったが倒壊している。この山頂部を中心に段造成され一番外側に高い切岸を設けている。
南背後の尾根は圧巻の五重堀切1で遮断、堀切から続く東側面と西側面の一部に畝状竪堀群2、3を設けている。
北尾根は南の五重堀切に比べると小規模であるが二重堀切3で遮断する。さらに下方には削平地群IIがあり、最高所から東側に段々に造成されている。最高所は西側に土塁状の高まりを残すが、内側を削平することでできた高まりで、外側は自然地形で緩い。また北の尾根先側に有効な遮断施設を伴わないこともあり、城郭遺構ではない可能性が高い。
整備された道はないが、野中町内会館の隣に鳥居があり、その奥から急坂を登ると主郭に祀られていた小社への参道に合流する。鳥居付近に駐車可能である。
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