築城年代は定かではないが大友宗麟によって築かれたと云われる。 大友氏直轄の城で日田郡衆から城将が派遣されていたという。
高井岳城は豊後国と筑後国の国境に位置する標高404.5mの高井岳山頂に築かれている。現在は無線中継施設が建てられており車で山頂まで登ることができるのだが、曲輪の形状は著しく改変されている。
山頂の曲輪は車道によって分断されているが、南西側には畝状竪堀郡、北側の尾根先にも堀切と横堀と竪堀が残っている。
大分県側の国道210号線白手橋交差点を曲がり県道105号線を道なりに進む。福岡県との県境に近い杭戸公民館を過ぎて大きく左カーブとなる所に林道の入口があり、舗装された道がそのまま山頂の駐車場まで続いている。
最寄り駅(直線距離)