詳細不明。問注所氏の長岩城の出城と伝えられる。
松尾城は長岩城の南に聳える標高501.0mの山に築かれている。現在は山頂まで登山道が整備されている。
単郭の城で東西二段で東が高く三角点がある。現在の登山道は西山腹から曲輪の北へ登ってくるルートとなるが、この登り口はやや低く堀状になっている。西の山腹に登山道が葛籠折れになっているが、その間に四条の畝状竪堀群がある。
南尾根鞍部の南側に千人塚があり、天正9年から12年頃に長岩城近辺で起こった合戦による戦死者を埋葬した塚という。
棚田の見学ルートが至る所にあり、そのルートの一角に登山道がある。西の車道から鞍部までのぼる道があり、そこに千人塚の道標がある。登山道は鞍部から城山の側面を西へ回り込んだ先にある。
最寄り駅(直線距離)