築城年代は定かではない。
城主は坂本氏で日田大蔵氏の庶流という。大友義鑑に定められた日田八奉行の筆頭の坂本伯耆守鑑次が居る。天文17年(1549年)大友義鑑は高瀬山城主の征伐を他の奉行に命じたが、坂本因幡守が討ち取ったという。
坂本城は花月川東岸の標高170m程の山に築かれている。
東西に伸びた尾根に曲輪があり、東西200m程の規模で大きな曲輪がある。周囲には土塁が巡っており、内部は畑などになっているが、土塁や溝があり区画されている。南西尾根へと繋がる部分が一騎駆けの土橋になっている。
山の北側に登ってくる車道があり、そこから城跡の東側を通る林道がある。駐車場はないが、林道の入口付近に駐める事ができる。(地図)
最寄り駅(直線距離)