文化財指定
なし/不明
遺 構
井戸
城 主
森氏,徳川一橋家
歴 史
築城年代は定かではないが、森長継によって築かれた。
長継は
美作国津山藩2代藩主であるが、津山藩は4代長成が嗣子なく断絶となった。
長継は隠居料として二万石を幕府から認められ、はじめ浅口郡片島村(現玉島市)に居館を構えたが、後に西荏原に陣屋を移した。
宝永3年(1706年)長直の時、
播磨国赤穂へ転封となった。
森氏転封の後は、徳川一橋家の所領となり代官所が設けられ、後の興譲館となる教諭所が設けられた。
説 明
興譲館高校付近が陣屋跡で、西江原郵便局前の川沿いの道に標柱が建てられている。井戸が残っているとの情報があるが、どこにあるのか分からない。
興譲館高校内には興譲館の講堂と校門残されており、受付でパンフレットをもらって外観だけ見学することができる。
小田郡矢掛町の本陣石井家の長屋門が森氏時代のものを移築したと伝えられているが、解体修理した結果もう少し新しい時代のものだという。
城門(現存 城門)
所在地: 興譲館高校(岡山県井原市西江原町)
講堂(移築 その他)
所在地: 興譲館高校(岡山県井原市西江原町)
県指定史跡
案 内
最寄り駅(直線距離)
1.2km 井原駅
2.8km 早雲の里荏原駅
2.9km いずえ駅
4.6km 子守唄の里高屋駅
6.0km 小田駅
所在地/地図
最終訪問日
2007年11月