詳細不明。南北朝時代に田屋城主の上山氏が籠もった上山城とも考えられている。
下高城は沼田川北岸の南へ張り出した丘陵の先端頂部に築かれている。
主郭は山頂にあって標柱の建つ北端が高く、南へ向かって小さな段差で削平地を築いている。切岸は高く明瞭である。現状では西側から登る道が付いているが、東側に虎口があり、それを降りると竪堀と短い横堀状の遺構がある。北背後の尾根は少なくとも二条の堀切があったようで、東に向かって竪堀が二条伸び、先端は一条の竪堀になっている。その近くの側面にも短い竪堀が残っている。
県道33号線の戸野地区から宇山地区に登る県道342号線ではなく、一本西側の道が城山の背後を通っている。この道沿いに道標が出ており、北側の尾根から道が通じている。
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