大和 辰市城やまと たついちじょう
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元亀2年(1571年)井戸良弘によって築かれたと云われる。
元亀2年(1571年)筒井順慶は松永久秀と決戦するべく井戸良弘を派遣して辰市城を築かせ、これを守らせた。久秀は信貴山城から大軍を率いて辰市城へ攻め寄せ猛攻撃を加えたが、筒井軍の主力が後詰めに現れると激戦となり、松永軍は五百もの首を討ち取られ多聞山城へ退いた。
辰市城は現在の辰市幼稚園付近に築かれていたと云われるが遺構はない。