大和 番条城やまと ばんじょうじょう
△トップに戻る
築城年代は定かではないが、室町時代に番条氏の居城であった。 番条氏は大乗院方衆徒で、長禄3年(1459年)筒井方に攻められ、番条長懐父子らは番条城に籠もって戦ったが敗れている。
番条環濠とも呼ばれる番条城は現在の佐保川に沿って南北に伸びた番条町一帯に築かれていた。
城郭大系の番条環濠図によれば、北から「北ノ城」、「北薮」、「南薮」といった地名があり、南北に三郭連なる構造であったと推測されている。東側には堀跡である水路が今も残っている。