詳細不明。『京都府中世城館跡調査報告書』に高山城として掲載されている城館であるが、南西にある藁無城も高山城とも呼ばれており、関連するものであろうか。
高山城は藁無城の北東にある標高378mの山頂に築かれている。
山頂部は概ねなだらかな地形であるが、その中央部に石積で区画された領域があり、これが曲輪跡とされる。ただ石積とは呼んでいるもののほとんど列石に近いもので、切岸としてではなく区画するために用いており、防御遺構とは思えない。
治宮神社の東からアンテナまで林道が通っている。この林道は途中から一般車両通行禁止であるが、歩いて登り北西の尾根から山頂まで尾根道で行くことができる。
最寄り駅(直線距離)