葛尾城を参照。
姫城は葛尾城から南へ伸びた尾根の先端頂部、標高646mの所に築かれており、葛尾城の支城の一つ。
主郭は南端の最高所で南北両端を堀切で遮断している。この主郭の北に小さな曲輪が三段あり、その先の尾根は南北に長く所々に土塁が残る。北端に堀はなく、そのまま登ると葛尾城に至る。
主郭の北西山腹に「灯の松」の標柱がある。これは村上義清の奥方が姫城から逃げる際に松明を灯したという伝承からきたもので、この脇には長大な竪堀が落ちている。
葛尾城から南へ降りてくる道があり、それに従えば姫城に至る。姫城から「比丘尼石」方面に歩いて行くと岩崎城へと行けるが、途中で道がわからなくなっている。
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