築城年代は定かではない。戦国時代に村上氏が虚空蔵山に築いた砦群の一つとされる。村上氏の連珠砦とも呼ばれている。村上氏の後は武田氏、上杉氏なども利用したと伝えられる。
虚空蔵山城は上田市と坂城町との間に聳える標高1076.9mの虚空蔵山山頂に築かれている。
虚空蔵山城は山頂の主郭から西へ東西に細長い曲輪が二つほど連なり、北側山腹に帯曲輪が付く。西端部分には大きな堀切があり尾根を遮断している。
尾根続きの西端にある和合城から尾根道があり、虚空蔵山城を経由して太郎山の方まで続いている。
最寄り駅(直線距離)