文化財指定
なし/不明
遺 構
なし
城 主
最上氏
歴 史
明暦元年(1655年)最上義智によって築かれた。
最上義智は出羽国山形藩主最上義俊の嫡男である。父義俊は元和8年(1622年)最上騒動によって改易となり、近江国大森の地に一万石で再封された。寛永8年(1631年)義俊が没すると義智が家督を相続するが、幼小であったことから所領を半減され五千石となった。これによって大名ではなく以後交代寄合の旗本となった。以後代々続いて明治に至る。
説 明
大森陣屋は現在の玉緒小学校一帯に築かれていた。遺構はなく、小学校の東側を南北に走る県道46号線沿いに「最上氏大森陣屋跡」の石碑があるのみである。
近くにある妙応寺が最上氏の菩提寺である。
案 内
最寄り駅(直線距離)
3.8km 長谷野駅
3.9km 大学前駅
4.2km 桜川駅
4.4km 新八日市駅
4.4km 京セラ前駅
所在地/地図
最終訪問日
2016年2月