旗本最上家墓所(妙応寺)はたもともがみけぼしょ
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旗本最上氏は大森に陣屋を構えた五千石の交代寄合である。出羽国山形藩五十七万石の大名であった最上義俊が、元和8年(1622年)最上騒動によって改易となり、近江国大森の地に一万石で再封されたことに始まる。さらにその子義智がわずか二才で家督を相続したことから五千石に減封となり交代寄合の旗本となった。
妙応寺は元禄8年に最上氏の菩提寺となり、堂内には最上家累代の諸侯と家族の位牌がある。