陸奥 塚原館むつ つかはらだて
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築城年代は定かではない。享禄5年富田実持の娘婿となった富田監物義実が塚原新柵を築いたとあり、これが塚原館とも考えられる。
塚原館は喜多方駅の北西、天満前一帯に築かれていた。
塚原館には本丸、二之丸、三之丸などがあったといわれる。昭和63年に道路建設による発掘調査が行われており、掘立柱建物跡、溝状遺構などが検出されているが、出土遺物の多くは近世以降の陶磁器であったという。
現在県道16号線の北側、蔵を改築した「漆器蔵 會津野」という店舗の脇に塚原館の石碑と案内板がたっている。