建武3年・延元元年(1336年)曾我太郎貞光によって築かれたと云われる。
元亀2年(1571年)大浦城主大浦(津軽)為信は大仏ヶ鼻城主石川高信と和徳城主小山内讃岐を攻略、その後も津軽地方に勢力を伸ばし南部氏から独立した。
文禄3年(1594年)豊臣秀吉から四万五千石の所領を安堵されると大浦城から堀越城に居城を移し、慶長12年(1609年)二代藩主津軽信枚が弘前城を築いて移るまでの本城であった。
堀越城は熊野神社の境内となっており、周囲よりやや小高い微高地に築かれている。
2014年4月に訪れたときには公園化と二の丸、三の丸を造成中であったが、2016年5月に訪れたとには、ほぼ完成していた。本丸の西に二の丸、東に三の丸。本丸と三の丸の間に木橋を掛けている。三の丸の北と南にそれぞれ二重土塁を作っている。
以前入れた熊野神社側は車が入れなくなっている。駐車場は国道7号線バイパス側に設けられているが、「仮設」とあるので、今後別の場所に移動されるかもしれない。
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