詳細不明。福王寺の別当乳井氏のとみられているが確証はない。 乳井氏については乳井城を参照。
乳井古館は福乳井神社の東側の丘陵頂部に築かれている。 乳井神社の前身は福王寺で坂上田村麻呂が悪鬼征伐の際に毘沙門天を祀った伝承が残る。 周辺からは鎌倉時代末期から南北朝時代の板碑が出土し、鎌倉時代の五輪塔もあるという。
館は四郭によって構成されており、頂部に南北二郭、東西に一郭ずつあり、西郭は愛宕神社の祀られた公園になっているが、他は果樹園のようである。
たまたま果樹園で働いている方と話す機会があったが、茶臼館は知っていたが古館についてはその存在すら知らないようであった。
乳井神社から登る道があるのでこちらがわかりやすいでしょう。 ただ神社には駐車場がないので茶臼館に登った時の盛祥院脇に駐めました。
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