三河 西大平陣屋みかわ にしおおひらじんや
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寛延元年(1748年)頃に大岡忠相によって築かれた。 「大岡裁き」と呼ばれ名奉行として名高い大岡越前守忠相の陣屋である。
忠相は旗本大岡忠高の四男で、同族の大岡忠真の養子となり、享保2年(1717年)には江戸町奉行に抜擢され19年間勤めた。
寛延元年(1748年)四千石余を加増され一万石の定府大名となり、西大平陣屋を築くと、以後7代続いて明治に至る。
現在は市街地に埋もれて遺構は残っていないが、門や土塀で囲まれた小公園となっている。