三河 形原陣屋Bみかわ かたはらじんや
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元和4年(1618年)松平清直によって築かれたと云われる。
松平清直は長沢松平一族で、越後高田藩主となった松平忠輝の家臣であったが、主家が改易となったため浪人となっていたところ、将軍に召し出されて宝飯郡内で五千石を賜り旗本となった。
清直の後は清順、信実と三代続いたが、延宝元年(1673年)信実が嗣子なく没して絶家となった。
形原陣屋Bは西屋敷一帯に築かれていたと云われるが、現在は宅地や畑となっており遺構はない。