築城年代は定かではないが室町時代に榎本直光によって築かれたと云われる。 榎本氏はその後田井氏を名乗り、田井備後守の時、安宅玄蕃に攻められ安宅氏に属した。
中山城は標高38mの独立丘陵に築かれている。
主郭は南北二段で南が高くなっている。東を除く三方に土塁が巡り一部石積がある。この主郭を取り巻くように東を除く三方を二段になった横堀が巡っている。一部横堀ではなく帯曲輪になっているが、もともとは横堀だったのだろうか。
登り口は山の北側にあり、入口になんとか一台駐めるスペースがある。
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