和泉 貝吹山城いずみ かいぶきやまじょう
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永禄4年(1561年)三好実休(義賢)によって築かれた。
高屋城を三好に奪われて敗走していた畠山高政が再起をはかって岸和田城を攻めると、これの後詰として三好実休がきて久米田寺を本陣とし貝吹山城に陣を構えた。翌5年に畠山高政に攻められ、三好実休が討ち取られ三好勢が敗れた。
貝吹山城は前方後円墳の貝吹山古墳を利用した陣城であった。発掘調査によって中世の遺物と横堀が確認されている。現在は公園として整備されている。