播磨 土井ノ内城館はりま どいのうちじょうかん
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詳細不明。在地領主の居館と考えられており、大聖寺山城主の安室氏などがその候補となっている。
土井ノ内城館は安室川南岸の平地に築かれていたが、現在は圃場整備により消滅している。
一辺が約90mのやや不整形な方形居館タイプであるが、堀は深さ約2m、幅は約5mと規模が大きく、南は特に内堀と外堀の二重になり、帯曲輪や小郭などがあり複雑な構造となっていたようである。
遺物は15世紀から16世紀頃のものが出土しているようである。