出羽 富樫館でわ とがしたて
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築城年代は定かではないが富樫氏によって築かれた。
富樫氏は加賀国守護職富樫氏の一族で、文和3年(1354年)富樫誠白が十七騎を従えて落ち延びてきたのが始まりで、その後富樫館を築き、永正5年(1508年)富樫忠之のときに土屋館を築いて移ったという。
その後、戸沢氏の家臣となり、元亀元年(1570年)富樫勝家のときに孔雀城を築いて移っている。
富樫館は神宮寺駅のあたりに築かれていた。
宅地や田畑になっていて遺構はよくわからないが、駅の南側、神宮寺駅入口交差点の脇に標柱がたっている。