出羽 土屋館でわ どやだて
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永正5年(1580年)富樫忠之によって築かれた。
富樫氏は加賀国守護職富樫氏の一族で、文和年間(1352年~1356年)このあたりに来往してはじめ富樫館を築いて居たが、忠之のときに土屋館を築いて移ったという。
その後、戸沢氏の家臣となり、元亀元年(1570年)富樫勝家のときに孔雀城を築いて移った。
土屋館は丸子川にかかる丸子橋の北詰のあたりに築かれていた。
周囲は宅地となって遺構はないが、石碑と標柱がたっている。