文久3年(1863年)鴨方藩によって設けられた台場で、鴨方藩では青佐山と長浜の二ヶ所に台場を設けた。
文久3年(1863年)11月に完成した台場を鴨方、岡山両藩主が実地見分を行い、このとき大砲を試射したが、寄島までは届かなかったという。
青佐山台場は青佐山の南東山腹に構えられており、現在は市史跡として整備されている。
台場は東へ向いており、南端に深く削れこまれたところが砲座のある空間で、外側に土塁を設け二基の砲座を備えている。この台場は案内板に掲載されているとおり絵図が残されており、現状もそのままの形で残っていて貴重である。
東側の県道入口に道標が出ている。墓地のすぐ上が台場跡で墓地脇に駐車可能。
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