元徳3年・元弘元年(1331年)陶山藤三義高によって築城されたと云われる。
永正年間(1504年〜1521年)あたりまでは陶山氏の居城として代々続くが大内氏の勢力が及ぶと井上春忠が城主となった。
弘治年間(1555年〜1558年)頃になると能島村上氏の一族村上隆重が改修したといわれ大内氏が陶氏に滅ぼされその陶氏が毛利氏に破れるとそれに属した。
笠岡城は笠岡港に隣接する海に突き出した古城山に築かれていた。
古城山は瀬戸内海に突き出た半島にあり古絵図には浮島のように描かれているものもあり陸続きであったか島であったかは不明である。
山頂は古城山公園となっているが、明治時代に山が大きく削られてしまったため、遺構はまったく残っていない。
古城山公園への車道入口は北西側にあり、国道2号線のトンネル西口を北っていく。山頂終点に駐車場がある。
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